牙を抜かれた主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

環境汚染はアジアのせい【アメリカ西海岸の80年代】

この記事を見て、書きたくなりました。

 

環境汚染大国アメリカ…いつまで他人のせいにしつづけるのか。

私が子供の頃、アメリカ人が環境汚染の罪をなすりつけていたのは日本でした。

今でこそ、アメリカ人にも日本=環境にいい車を作る国というイメージがあるみたいですけれど…。

 

当時は底引き網などが批判され、ドキュメンタリー番組が平気で『我々は悲しくなりました。遠洋に出るほど魚の姿が見当たらなくなったのです』なんてことを言っていました。

海を愛す人が声高に日本を批難しているシーンから、友人がそっと連れ出してくれた、ということもありました。

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当時の日本はバブルに浮かれて図に乗っていて、世界中でだいぶ嫌われていたようです。昔のハリウッド映画には日本人が下品なエキストラだったり、敵が日本企業だったりするものが結構ありますよね。

 

そのターゲットが日本から他のアジア諸国に映ったようです。最近の映画の適役はもっぱら中国ですものね。

 

新興国には罪を擦り付けやすいのでしょう。まだ発言力も比較的弱いし、癪に障るし。

それは日本人の、他のアジアの国々に対する今の態度とそっくりだと思って見ています。

ちなみに、昔の日本人は、今の日本人が思うよりもずっとマナーが悪かったと思います。極端な例ですが、アメリカの空港で日本の中年女性たちが、列で自分の前に並んでいた金髪の少女のポニーテールを掴んで眺めていたのに出くわしたことがあります。女の子は怖いのか硬直していました。

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こういった後ボトっと髪の毛を放しました。

 

その後その女性たちは、女性トイレが混んでいるからと男性トイレに入っていき、すれ違った男性はビクッとしていました。

もちろん、マナーが悪かったのは中年女性だけではなく…。男性もしゃべり方や食べ方など、たいへんマナーが悪い人を多く見かけました。

 

なので、私たちにとって今マナーが異なり付き合いにくい隣国の人とも、いずれは私たちと共通のマナーが身について、十年、二十年ほど先には今のように嫌悪の矛先に使われなくなるのだろうな、と思っています(その代わり他の誰かがやり玉にあがるのかもですね)。