どうしてもアメリカ発音にこだわるなら聞いてくれ!
聞いてくれ、私の叫びを聞いてくれ。
ほんとは世界のだれより文法ができてるのに、謎の苦手意識で世界から英語できないって笑われてる日本人よ、聞いてくれ。
ほんとは、中学校で習うアメリカ英語の発音って、どうでもいいんだ。
イギリスのみなさんは、その教育方法を知ったらきっとミントソースのかかったビーフ食べながらこう言うよ。
「なんで間違った発音を教えて、その発音ができないからって恥じるんだい?
ああ、そうそうアイルランド人がバーに入って(以下聞くに堪えない下ネタブラックジョーク)※」
※イギリス人定番ブラックジョークはアイルランド人とバーの登場率が高い。< br>fmkn.hatenablog.com
アジア人にはアジア英語というのがある。上品で、聞き取りやすい、いい英語の発音だ。
だけど日本人はとかくアメリカ英語にこだわりやがる。
その結果、歌手たちが巻き舌だらけの謎英語で歌ってナニソレみたいなおかしなことになるんだ。
だからどうしてもアメリカの発音で英語を話すなら、この、米国飼育肉の言うことを聞いておくれ。
アルファベットは発音じゃない、音なんだ!!
これなんだよ、これにつきるんだよ。
みんな、カタカナでは英語の発音を書き表せないことは、薄々気づいてると思う。
だけど、根本はこれなわけ。
例えば、日本語の「フ」は、発音だ。これ単体で、1つの言葉にもなる、発音だ。
一方、英語の「F」。これは、日本語でどうしても書くならば「フ」と書く。
でもこれは、フじゃない。だから、英語で「F」一文字の言葉はない。
Fは「フ」じゃない。下唇にあてた前歯の間を空気が通り抜ける音なんだ。
アルファベットは、カタカナのようにそれぞれが発音ではなくて、ただの音なんだ。
Bは破裂音、Gは悪い奴が倒されたときに出す「ぐっ」って音、Hは喉をすぼめて息を吐き出す音、Nは鼻を鳴らす音、Sは歯の間を空気が通る音。
そしてRは舌を丸めた瞬間にうなると出る音、
Lは舌を前歯に当てる動作そのものだ。
そしてこの傾向は、とくにアメリカ英語で顕著なんだ。
アップルがアッポーになる原理
私は聞きたい!なぜアップルをアッポーとと教えるのに、
ビオ⁼クリントンをビル⁼クリントンと教え、キャンドォ⁼ジュンをキャンドル⁼ジュンと教えるのか。あでもキャンドルジュンは日本人だからどっちでもいーや。
とにかく、そもそも、なぜアップルがアッポーになるのか。
それは、Lが舌を前歯に当てる動作そのものだからだ。
言葉がLで終わるとき、「ル」という音は出さない。
ただ静かに舌を前歯に当てるのみだ。その結果、「オー」のような音になる。
だからこれは、Lで終わる言葉ほとんどにいえることだ。Lで終わる言葉はルで終わらない。ただ舌を前歯に当てればいいのだ。
正しい英語にこだわる必要ナシ!!!
このことを念頭に入れるだけで、英語の発音はずっとよくなると思う。
例えば、DOGは「ドッグ」じゃない「ド、悪い奴が倒されたときの音」だ。
CATは「キャット」じゃない「キャ、舌打ちみたいな音」だ。
私はヨーロッパ人と話すときにしばしちょっとムッとすることがある。
それは、こっちが日本人とみるや否や英語が下手という前提で話を進める奴がけっこういるということだ。
でもね、ヨーロッパだろうがどこの国だろうが、
言わせてもらえば、かなり出鱈目な英語を堂々としゃべっている。
しゃべれそうにしゃべってるからしゃべれる空気が出てるだけだと思う。
よぅく見ると別に何のとりえもないのに、自分はモテると信じてて、そのおかげでモテオーラ出てるやついるじゃん、そんな感じ。
かたや、日本の人は正しい英語にこだわって、正確に話せないからと苦手意識をもってなるべく話さない。あまり話すとでしゃばってると思われるのもあると思う。
そして気づいたら実践不足でほんとに話せなくなってる。
でも世界のみんなはそんなにちゃんとした英語しゃべってないから!!!
もっと自信もっていいんだから!!!