学校の話をしていたら次々と思い出したことがあるので書き留めておきます。
小学校低学年の間は、勉強は少なかった記憶があります。
課題などがあると、先に終わった子は、教室の隅にフリースペースのような場所があって、そこで各々遊んでいました。
マスターマインドをよくやった記憶があります。
そういえば日本ではあまり見かけないかも…おもしろかったです、マスターマインド。
もう1つ思い出したこと。みんな一律、黄色くてペールオレンジの消しゴムがついた鉛筆を使っていました。こういうのです。
色はうすーーくつくし、消しゴムも、消すというより紙をひっかいて色を散らすみたいな感じのものでした…。日本の鉛筆を使ったら、色が濃すぎると先生に禁止されました…。
学年ごとに、テーマとなる国がありました。1年生は日本、2年生は中国、3年生はロシア…といった感じで。国のセレクションがなんとも戦略的ですよねw
その1年間は、いろんなイベントで、その国インスパイアのことを行って馴染みます。挨拶をその国の言語でやってみるなどしていました。
3年生くらいになると計算のスピードテストがありました。
アジア系の子は本当に早くて、最初に終わるのはアジア系の子。学力はバラバラで、小学校高学年になっても指を折って計算している子もいましたが、あまり問題視する風潮はありませんでした。勉強ができる子もいればできない子がいる。運動ができる子とできない子がいるのと同じように。
思えば、日本は勉強ができるできないだけ、アメリカより重視する気がしますね。運動や歌ができないことはOKでも勉強ができないことは別格のような…。
アメリカでも勉強は1番大事という空気はありましたが、日本よりはその風潮がゆるやかで、「勉強ができないなら他のなにかを伸ばせばいいじゃない」という感じはあったと思います。