アメリカの学校にはいろんな子がいました。
アフリカ系、アメリカインディアン系、アイリッシュ、中華系、インド系・・・
ユダヤ人、モルモン、エホバの証人・・・
みんな仲良く机をくっつけて勉強していました。
同じ班にモルモン教の子とユダヤ人の子がいた時もあります。
モルモン教の子は親の代でユタから引っ越してきていて、
他の子たちと違って家系図を把握しているので、昔の先祖が西部開拓に関わったことなど知っていて、興味深かったです。
これだけ多様な子が集まっているので、
互いへの寛容や理解がないと成り立たないところがありました。
日本では宗教に関する話題がタブー視されているところがありますが、
アメリカに関わる人や、外国人と話したい人、外国に行きたい人は
宗教に対する知識がないと会話で失礼を犯してしまう危険があります。
ユダヤ教とキリスト教の違いや成り立ちは絶対に知っておくべきですし、
モルモンやエホバの証人の大まかな教義も知っておいた方が安全だと思います。
またできればプロテスタントとカトリックの違いも知っていた方が会話が食い違わないと思います。