牙を抜かれた主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

(西海岸の80年代)小学校の休み時間の過ごし方

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ウォールボールは男の子に、テザーボールは女の子に人気でした

休み時間になるとみんな校庭に飛び出して、様々なことをします。遊具もたくさんありましたがボール遊びが人気でした。

とくに人気だったのがウォールボール。校庭にはいくつものウォールボール用のコートとして描かれた線があり、壁にボールを打ち合って遊びます。手首などを使ってワンバウンドで交互に壁に打ち付けるゲームで、ツーバウンドしてしまうと負け。相手がとりにくいよう低い球を打つのがポイントです。

どのコートにもいつも長い順番待ちの行列がありました。

 

もう1つはテザーボール。ポールにボールがチェーンでつながっていて、ポールを挟んで向かい合うように立ち、ボール手首や拳でを打ち合います。ポールにボールを完全に巻き付けたら勝ち。相手がボールに触れないよう早い球を打つのがポイントです。

 

遊具のエリアにはバークダスト(樹皮)が敷き詰められていて、その匂いが立ち込めていました。

休日になると他の学校の遊具に遊びにいったりなどしたのですが、ほかの学校でもだいたいバークダストの匂いがしていました。

(アメリカ西海岸の80年代)小学校低学年の学校生活

学校の話をしていたら次々と思い出したことがあるので書き留めておきます。

小学校低学年の間は、勉強は少なかった記憶があります。

課題などがあると、先に終わった子は、教室の隅にフリースペースのような場所があって、そこで各々遊んでいました。

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各々好きなことをしていました

マスターマインドをよくやった記憶があります。

 そういえば日本ではあまり見かけないかも…おもしろかったです、マスターマインド。

 

もう1つ思い出したこと。みんな一律、黄色くてペールオレンジの消しゴムがついた鉛筆を使っていました。こういうのです。

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色はうすーーくつくし、消しゴムも、消すというより紙をひっかいて色を散らすみたいな感じのものでした…。日本の鉛筆を使ったら、色が濃すぎると先生に禁止されました…。

 

 

学年ごとに、テーマとなる国がありました。1年生は日本、2年生は中国、3年生はロシア…といった感じで。国のセレクションがなんとも戦略的ですよねw

その1年間は、いろんなイベントで、その国インスパイアのことを行って馴染みます。挨拶をその国の言語でやってみるなどしていました。

 

3年生くらいになると計算のスピードテストがありました。

アジア系の子は本当に早くて、最初に終わるのはアジア系の子。学力はバラバラで、小学校高学年になっても指を折って計算している子もいましたが、あまり問題視する風潮はありませんでした。勉強ができる子もいればできない子がいる。運動ができる子とできない子がいるのと同じように。

思えば、日本は勉強ができるできないだけ、アメリカより重視する気がしますね。運動や歌ができないことはOKでも勉強ができないことは別格のような…。

アメリカでも勉強は1番大事という空気はありましたが、日本よりはその風潮がゆるやかで、「勉強ができないなら他のなにかを伸ばせばいいじゃない」という感じはあったと思います。

集中力が続かない4歳時が最後まで頑張る 「やりとげ」ゲーム

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うちでやってる「やりとげ」ゲームをご紹介します!

 

皆さん毎朝、幼稚園の支度は順調ですか?

バスの時間に間に合っていますか?

うちは...

 

バタバタです最悪です。

もうかれこれこの1年

朝の準備と言えば怒号飛び交う地獄絵図です。

 

これじゃいけないといろいろなことを試みていますが、なかなか良い方法が見つからず、何をやっても一時的には改善されますが結局のところうまくいきません。

 

いろいろ原因を考えてみたのですが、1番の理由が、子供が準備が終わるまで集中力を持続できないと言うことです。もともとあまりやりたくない着替えや準備といった作業なので、

着替えてる最中に何やら服のタグで遊びだしたり

ご飯食べてる最中にフラフラ歩き出したり

どんどん他のことに気をとられてしまいます。

 

 

 

そこで思いついたのが「最後までゲーム」です。

 

ルールは、一区切りの作業を最後までやること。

もし途中でママが何か他のことをしてるところを目撃してしまったら、ママの勝ち。子供の負け。

でもママに遊んでるところを見つけられることなく、最後までミッションを遂行したら子供の勝ち。

 

ルールは曖昧ですが子供の他の遊びも全部大体こんなもんなので、子供はこれで全然問題ないようです。

 

最初に例えば、「制服を着終わるまでずっと他のことをしなければシャロちゃんの勝ち」などと伝えて、「用意スタート」の合図でミッション開始します。

 

やってる最中に時々「ばぁ!」とか言って覗きに行ったり、「あぁ~ちゃんとやってる!このままじゃ負けちゃう!」などと大げさに悔しがったりすると、

うちの子はテンション上がって作業を続けます。

 

負けた時は大げさに悔しがるのもポイントらしく。

 ルイまで一緒になって大喜びします。
なんでうちの子たちはこんなにもママの苦悩を喜ぶのか…。

 

 

うちの子たちがサド力高すぎなだけかもしれませんが、この方法を取り入れて、いろんなことがスムーズになりました。

 

最近は部屋のお片付けの時も、子どもの方から「ゲームしよう」と言ってきて、素早く片付けてくれます。

 

コツは必ずわかり易いミッションを設定すること。

 

「食べ終わるまで足を地面に着けない」
「制服を全部着るまでオモチャを触らない」
「ママより先に10個おもちゃを拾う」

 

などなどなど

 

 

 

いつか飽きてしまうかもしれませんが、最後まで集中して作業する癖がつくまではこのゲームが活用できそうだと思っているところです。

 

テンションの高さを維持しないといけないのがつらいところですが…。

 

我が家の在宅事情

とうとう夫もリモートワークに切り替わり、

保育園・幼稚園も「なるべく自宅での保育にご協力ください」という状態。

我が家は家族4人が家におこもりです。

 

私もわずかながら仕事があるのでみんなが起きる前や寝る目にパチパチやってます。

 

でも急な連絡にこんな感じになってることも

 

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子どもたちテレビ見てるとき以外はだいたい「ママ」連呼してるから軽くパニックになります。

 

そしてこういう事態にも

 

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20年ぶりにパソコン人差し指一本で打ったわ、ってね。

 

パパは子供たちの声が響かない部屋にデスクを移動して作業。ほんとに朝と夜にしか会いません。「運動不足だから」と終わるとお散歩に行ってしまいます。

 

デキる気がしていたのですが、やってみると長くは続かなさそうな家族全員在宅状態。

でもみんな家にいるのは、今のところはまだなんとなくうれしいのです。(これが続くとそんな言葉出てこなくなりそうだけど)

 

 

(西海岸の80年代)学校の様子

前回学校の話が出たので、もう少し学校の雰囲気について書きたいと思います。

 

学校の校舎は1階建てで、とても広くできていました。

「ストレンジャーシングス」を見ていると、校舎が通っていた学校によく似ているなぁ、と思います。でも、自転車で来ている子はいませんでした。歩きか、バスか、車です。

とくに歩きか車かは決まっていなくて、申請も不要で、例えば雨の日などはみんな親に車で送ってもらっていました。

 

敷地は広くて、広大な、広大な芝生のフィールドもありました。あまりに広くて奥まで行ったのは校内のマラソン大会のときくらいだった気がします。

 

カフェテリアや体育館エリアはフローリングですが、教室エリアは総絨毯でした。

日本の学校とは本当に似ても似つかない空間で、日本の学校に入学したときに、その環境の違いにたいへん不安を覚えました。その時の不安な気持ちが強く残っていて、今でも学校に行くと、わずかながら嫌な気持ちがあります。

 

一番違うと感じるのは匂いでした。芳香剤だったのか消臭剤だったのか、薬品なのか…アメリカは、学校だけじゃなく、いろんなところにこの薬品のようなにおいが立ち込めていました。日本ではあまり嗅いだことのない匂いです。

この匂いと、安心感のある絨毯。この2つがなかったことが強く不安を掻き立てた気がします。

 

 

そしてよく床に座りました。デスクもありましたが、床にそのままが多かったです。
例えば先生の朗読を聞くときとかは、みんな先生の周りに集まって、床にぺったんします。

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みんなTシャツにジーンズです

そして、みんな胡坐でした。インディアンスタイルと呼んでいました。

他の座り方をしてもとくにとやかく言われることはありませんが(「お姉さんすわり」を男の子がすることもあります)、でもなぜかみんな基本コレです。

体に良いと推奨されていたのではないかと思います。

大人もこれでいたるところにぺったんでした。芝生の上とか。

今でも胡坐が楽なのですが、はしたないと言われそうでビクビクします…