牙を抜かれた主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

ルイちゃんはお手伝いが得意

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誰にでもこんなに誰かに感動を与えられた時代があるなんて不思議に思うことがあります。

 

成長中のルイちゃん。

最近はお手伝いがブームみたい。

お姉ちゃんが脱いだ服を気を利かせて持ってきてくれたり。

食べ終わった皿を下げて来てくれたり。

 

 

でも、本棚から本を出すのも仕事だと思ってるみたいで、

ママが片づけた横から真剣な顔をして引っ張り出す。

トースターも同じ。トースターの網をなぜか毎回取り外す。真面目な顔して取り外す。

 

いっぽういたずらと認識している物もあるらしく

ママの棚からモノ引っ張り出してる最中に後ろから「こら」と声かけるとビクってなったりします。

 

言葉:

てゃーてぃーてゅ 
トマトジュース。大好きです。最近ミルクも好きになりました。冷蔵庫指さしながら足踏みするときはトマトジュースが欲しい時。

否定形を使ってる気がします。「ねむくない」という感じで、違う時に最後に「ない」が聞こえるような。気のせいかもしれませんが。
「~たい」何かしたいという要望のときも語尾がこうなっているように思います。

(アメリカ西海岸の80年代)クラスにはいろんな子がいる

アメリカの学校にはいろんな子がいました。

アフリカ系、アメリカインディアン系、アイリッシュ、中華系、インド系・・・

ユダヤ人、モルモン、エホバの証人・・・

みんな仲良く机をくっつけて勉強していました。

 

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班で一緒に課題をこなしたりしました

同じ班にモルモン教の子とユダヤ人の子がいた時もあります。
モルモン教の子は親の代でユタから引っ越してきていて、
他の子たちと違って家系図を把握しているので、昔の先祖が西部開拓に関わったことなど知っていて、興味深かったです。

 

これだけ多様な子が集まっているので、

互いへの寛容や理解がないと成り立たないところがありました。

 

日本では宗教に関する話題がタブー視されているところがありますが、

アメリカに関わる人や、外国人と話したい人、外国に行きたい人は

宗教に対する知識がないと会話で失礼を犯してしまう危険があります。

 

ユダヤ教とキリスト教の違いや成り立ちは絶対に知っておくべきですし、
モルモンやエホバの証人の大まかな教義も知っておいた方が安全だと思います。
またできればプロテスタントとカトリックの違いも知っていた方が会話が食い違わないと思います。

今が一番たいへん

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ほんとにあった話

今けっこうたいへんです。

 

子どものお迎えに出発する15時過ぎから2人が寝る21時過ぎまで、6時間弱、1分の休憩もなく小走り。食事も立ってるか子どもの世話しながらで本当に休めない。

分刻みで動かないと子どもたちの寝る時間がどんどん遅くなっていくから毎晩焦りっぱなし。

 

仕事の時は、6時間近く働いたら、1杯コーヒー飲むくらいの休憩はあったものだから、こんなに体力と気力を連続で使うのは慣れていなくて。

 

そして悩ましいのが週末。

子どもたちはどこかに遊びに行きたいけれど、2人で別方向に走っていく子供たちを見るのはムリがあり…。

年齢が違うから遊ぶものも違うし…。

 

これまでは両親に頼りっきりだったけれど、循環器系に心配のある親にはなるべく今は家にいてもらいたい。

 

 

私が何も言わないので夫は余裕ができたと思っているらしく、前よりも「やっといて」が増えた気がする。

でも本当は、たいへんだと伝えたり、やってほしいと頼んだりする余裕も気力もないというのが実情。

6時間ダッシュが終わると泥のように倒れ込んで寝ている。

 

ちょっと心と体が限界。子どもたちがかわいそうだから、週末は夫に公園に付き合ってもらいたいけれど、それを勝ち取るために戦う元気が今は本当にない…。

 

 

 

 

 

ところで、「おや、よく聞くと言葉を話しているな」とわかったルイちゃん。

どうやらすでに2語文を話している様子。

「こっちがいい」

「電車だよ」

「売買って言って」

らしきことを言っているのを聞きました。現在検証中です。

話している長さからするとけっこう長文をしゃべっていますが。

それからこちらの言葉をまねるので、「大丈夫?」と聞くと「だよぶ」などと返ってきます。

 

今喋ってる言葉:

ぷてぃてゃ→おちた

あーでーで→あけて

こっこ→抱っこ

ばま→アンパンマン 

 

 

捨てるとこ活用 マーマレード作ってみた

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以前かららでぃっしゅぼーやを使っている私ですが、最近届いたものの中にネーブルオレンジがありました。

説明書を見ると「ぜひ皮まで使ってほしい」的なことが書いてあったので、マーマレードを作ることにしました。

 

 

 

fmkn.hatenablog.com

 

 

さて、ネットでいろんなマーマレードのレシピを見てみましたが、

ネットで拾ったレシピから、だいたい共通しているのが、

・何時間も煮る

・皮の40%程度の砂糖を使う

 ・しばらく砂糖に浸して汁気を出したあと、薄皮や種と一緒に粘り気が出るまで煮る

というのは共通していたので、そのようにしました。

 

砂糖に漬けておく

まずは薄く刻んで、砂糖に浸します。

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切る時ですが、白い方ではなくオレンジの方を上に向けるとサクサク切りやすかったです。

また、煮るとかなり柔らかくなるので、あまり神経質に薄く切らなくても大丈夫だったかもしれません。

切れたら40%の重さの砂糖につけます。けっこうな量…。なお、これはオレンジ2個分です。

 

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私が使用しているのはてんさい糖です。特に問題なく。

なお私はこのつけている時間が短すぎたためか汁気が充分に出てきませんでした。

 

煮込んで苦みをとる

こちらが大変な工程。こちらはホットクックにやってもらいました。

なお、ペクチンを出すため一緒に薄皮や種を入れます。これには紅茶のティーバッグを使いました。ティーバッグの中身をそーっと出して他に移して、その中に薄皮を詰めました。

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うちのホットクックは最長で(沸騰してから)2時間煮込めるのでその通りに。

 

部屋中がオレンジの匂いになります。

つわりの時にやればよかった…。

 

2時間経って味を確認すると…

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まだちょっと苦みがあります。30分延長しました。

 

30分後、全く苦味がなくなりました。そしてすっごく柔らかい。

で、水分が少なくて皮だけって感じになっちゃいました。ちょっと失敗…。

 

 

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でもとてもおいしいです。パンに塗って食べましたが…

 

消費しきれないのでマーマレードケーキにしました。

 

 

 

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農薬が気になる人もいるかもしれませんが、何度も茹でてお湯を変えるなら大丈夫な気もします…。

なんといっても面倒なのは茹でる肯定なので、ホットクックなどの自動調理器があるとはかどります。

 

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残りのオレンジは次女のルイがモリモリ食べました。

【アメリカ西海岸の80年代】外国人をうけいれる体制と感情の変化

1980年代にアメリカに引っ越した私は、現地の小学校に入学しました。

 

すると、そこではしっかりとした外国人の受け入れ態勢を整えてくれていたのです。他にも日本人の子が1人いたのもあるでしょうが、まず、英語が不自由な子だけ集めたESLというものがありました。

 

ESLの時間になると私はバスで別の学校に向かいます。

そこでは1つの教室で、地域の小学校から集められた「英語があまり話せない」子どもたちが授業を受けます。

 

早い子は1年ほど。たいていは2-3年ほど通って、英語が話せるようになるとESLは終わりになります。

 

ESLにはいろんな国から子供たちが通ってきていました。

英語が話せないという共通点があるのはホッとすることでした。

お互い母国語は違うし英語が話せないので満足にコミュニケーションが取れないはずなのですが、「言葉で伝え合えない」ということがその場のコミュニケーションスタイルだったと思います。

だいぶ昔のことなので記憶があいまいですが、仲良く楽しくやっていたと思います。うっすらとした記憶ではボーイフレンド的な子がいたような…(人生でこの時だけですわ)。

バレンタインの時に「くじで名前を引いた子にカードを送りましょう」みたいなことをやったけれど、その子と「関係ないもんね、くじと関係なくカード送り合おうね」ってやった記憶があわ~く…よみがえってきました。これを書いているうちに。

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ハートの画用紙を切ったり張ったりして、簡単なメッセージを書いたことを覚えています

でも一生を通じてモテなさ過ぎて作り出した幻影かもしれません。

 

 

仲いい国の子悪い国の子。子どもには関係ありません。

同じ「外国人」という仲間で仲良くしていました。

言葉を覚えたら年度の途中でもいなくなり、どんどん新しい子が入ってくるので入れ替わり立ち代わりでしたが。

 

本当にいろんな国の子がいたので、「お誕生日は?」と聞かれて「火曜日」とか「木曜日」と回答していた子もいました。

ミャンマーなど、東南アジアでは産まれた曜日を重視する国があるそうなので、そちらの方から来た子たちだったのかも。

 

 

ESLには毎日1,2時間ほど滞在していんだと思います。

 

 

ESLとは別に、ボランティアが週何回か個別授業をしに来てくれました。

ちょっとパーティションで区切った場所で2人きりになって読み書きを教えてもらいました。このボランティアはクラスメイトのお母さんで、本当に立派な人でした。よくしてもらいました。

 

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北欧系の銀髪の人でした。

時々思い出すのですが、私が英語も含め好成績で小学校を卒業した時に、彼女がとても誇らしげだったことです。おばあちゃんの思い出話のように出会ったばかりのことを繰り返して、「それがこんな成績を…」と嬉しそうでした。

 

後で話しますが、当時は日本人に風当たりの強い時代。
その時代でも、人種の違う子どもにそんなに愛情をもってボランティアで教育してくれていたなんて、なんてありがたいことだろう…。

自分もネットや巷のヘイトに流されることなく、文化の違う人に対しても愛情をもって接したいと思うのですが、案外簡単なことではありません。

 

アメリカは移民で出来上がり、移民の力を借りて強くなった歴史もあるので、

強くあり続けるためにも移民を受け入れ活用する仕組みがちゃんとありました。

いっぽうで、歴史を通じて、そして今でも、

主流を構成するグループの、変容したくない、この国の主流グループの構成団体の様相を変えたくない…という感情的な抵抗がある

という自己矛盾を抱えています。

 

昔は「イギリス系」とそれ以外の人。

でもそれもみんな混ざって、「キリスト教ヨーロッパ人種」という団体になり。

ユダヤ系の人も混ざり。

私が見ているうちにもラテン系の人たちがどんどん構成員として存在感を増してきています。