牙を抜かれた主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

私が見た神接客(前編)

昔ずっと担当してもらってた美容師さんが産休に入り、
その後保育園が見つからず待てど暮らせど復帰しなかった後、
私は自分に合う美容師さんを探して様々な美容院と美容師さんを渡り歩いた。

その後、今のツッコミ美容師と出会いやっと落ち着くまで数年が経っていた。

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彼女の実力だが、「マリコ様になりたい」という私に「厳しいです」と忌憚のない意見をくれ、妊娠出産のためしばらく美容院に行けないという私の髪形を片桐はいりにした。
「これはいりだよね、私の輪郭でこの髪型だと、はいりだよね」
「でも、知的っすよ」
「そうだよね、だってこれ田嶋陽子先生とも同じ髪型だもんね、知的だよね」
みたいな会話したっけな。
しかし、その後髪が伸びると、見事に、マリコ様ヘアーになったのだ。私はマリコ様ヘアーをしたはいりになれたのだ。

とまあ、これは脱線だったんですけど。

そうやって美容院を渡り歩いてわかったことがある。

有名店とそうでないお店の決定的な違いは、
(技術は置いといて)接客だ

これ、有名店の人が、「この店で務めるためにはトーク力が重視される」って言ってたし、
たぶん間違いない。

いろんな店を渡り歩いた私はいろんな接客に出会ったが、
やはり店のランクというか、知名度や口コミのよさなどと比例している。
こんな具合だ:

Aランク店:
お客の空気を読んで当たり障りのない話をしてくれる完璧な接客。
予約時間に行くと担当者が店の前で待っていてくれたりした。
Bランク店:
情報が多くいろいろと教えてくれてフレンドリーな接客だが、
話が長く、手を止めて話すため時間が長引く。
Cランク店:
こちらが話を振ってみてもなんとなく流されてしまったりする。
美容室で渡される雑誌で自分がどう見られているかがわかるものだが、
当時30代前半の私に家庭画報を持ってきくさった(フィギュア記事のない回)ため
翌日から会社での私のあだ名がガホ子になった。
Dランク店:
何も聞いてないのに「俺最近30以上の熟女にモテるんすよ、マジかんべん〜」
とアラサーの私にいきなりしゃべくり始め、お世辞で
「あー年上にモテそうですよね(完全にお世辞)」と言ってあげると
「まじっすか〜、そっち方面でデビューしちゃおっかな〜」と、
『なんでこっちが接客してやてってるんだよ』となったくず案件。

とですね、いろいろあるわけなんです。

そんで、そうやって渡り歩いてきた中で、
わたしが見た、SS案件を紹介したいの。(長くなったから後編に続く)