牙を抜かれた主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

アナと雪の女王のクソ訳を考えてみた。

【毒々しいエントリーになっています。】

私、某翻訳家が嫌いです。

たくさんのクソ訳・超訳で名作を台無しにしてきたと思ってるし、
どこの国よりきっちり文法を勉強してきてる日本人が、
カタコトの英語をドヤ顔でしゃべる諸外国人たちに「英語できない」とレッテル貼られてるのも、
この人に責任の一端があると思ってる(と、ロスト・イン・トランスレーション見て思った)。

そしてもちろん私は、
あの人の歴史的クソ訳事件の時に映画館で見ておりまして、
その作品をこよなく愛しておりまして、
あの最後の解釈ひん曲げを見た瞬間に、劇場で立ち上がってひらがなで「ふぁっきゅー!」って
叫びそうになった一人です。

さらに後日別の人から「前から知ってる話だったけれど、ああいう意味だったんだね、字幕でやっとわかった~」って言われたときには
AS●Aと殴りに行こうと思ったし、Webのあの人の超訳まとめwikiに書き込みしようと思ったし、もう一回わざわざ劇場まで赴いてふぁっきゅーと叫ぼうと思った。

ただ、あの事件のあと、あの人の翻訳が劇的に減ったんですよね。神よありがとう。
なんとなく、最近字幕がいいの多いな、って思ってたらね。

そんなこんなで、アナと雪の女王を見てきまして。
「フローズン」を「アナと雪の女王」だなんて、イイ訳だねえなんて話し合っていたら、
次第に、じゃああの人だったらどんな訳にしてたんだろうね
なんて話に行きつきまして。

サビの部分だけ考えてみたんです。
どうぞ歌ってみてください。


レリゴー・レリゴー 
   ※翻訳放棄
もう後にひけないの
   ※誤訳
レリゴー・レリゴー
あっちむいて心閉じるの
    ※大事な場面での超訳
知らない、もうみんな知らない
   ※ダサ訳
吹き荒れるだよ
   ※謎語尾
山ガールになるのよ
   ※自己流解釈
元の歌詞こっち:

Let it go, let it go!
Can't hold it back any more.
Let it go, let it go!
Turn away and slam the door.
I don't care what they're going to say.
Let the storm rage on.
The cold never bothered me anyway.

失礼なことを言っているけれど、
やっぱりその後出てきた翻訳家を見ていたら、
もっと努力できたんじゃない、いい訳は可能だったんじゃない!
なぜ若手に譲らなかった、なぜ変わってくれなかった?って嵐のように思ったもので。