牙を抜かれた主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

今読んだっておもしろいハズ。クレヨン王国シリーズ

子どもの頃って、いろんな色のキラキラした飴玉とか、しゃべるお花とか、ふいに落ちている宝石とか、そういうものにやたらとときめいた。

そんな子供のトキメキポイントを巧みにくすぐってくるのがクレヨン王国シリーズだったと思う。

砂糖で作った雪だるまとか、ワレモコウのドラムスティックとか、銀行カードの中から現れる黒い鯉とか
とにかく子供心を刺激するのが上手な作品で、
何気に今思い出してもどこかに残ってるコドモゴコロが刺激されるのを感じてくる。

今ではすっかり飴玉がキラキラしてるからっておいしいとは限らないことを学習したし。
しゃべる花がでてくるストーリーは見飽きたし。
宝石が落ちている確率が0に限りなく近いということも理解してしまった。


当時出ていたものは全部読んだとおもうけど、特に好きだったのがコレ。

クレヨン王国の十二か月



12の悪い癖を持つシルバー王妃とともに、12の色の国を旅するストーリー。
それぞれの国で、王妃は1つずつ悪い癖を直していく。

ころころ世界が変わるのが楽しくてたまらなかった。
ディズニーランドもジブリもいいけど、こっちのテーマパークもあったらいいのに。

黒の銀行


黒いものなら黒の貯金限度額までなんでも引き出せるというカードを手に入れた主人公が、
黒いものを使って銀行強盗を懲らしめるストーリー。

大人になったら当たり前に使ってる銀行カードも、子供から見たらかっこよくて不思議なものだったんだよね。
限度額内で工夫しながら「黒」を駆使するのが楽しい。

大人にとっても、お金を駆使するのがこんなに楽しい作業だったらよかったのに……。

パトロール隊長


ストーリーの中でも異色な、ちょっと哀しいストーリー。
子供ながら影のある主人公の子がクレヨン王国に迷い込み、火の精と水の精の戦争を止めようとするストーリー。
子供だって隠し持ってる悲しさとか、言い出せないこととか、そういった哀しい要素に、子供が共感できたのだと思う。
そんな中にもクレヨン王国ならではのカラフルな要素もアリ。