牙を抜かれた主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

『妻が急にキレる』と思ってる夫に知ってもらいたいこと

主に幼い子供のいる方…「妻が急にキレる」と思っていませんか!? 実はあなたが見ている世界と奥さんが見ている世界が違うのかもしれません。

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何が言いたいかといいますとですね(笑)、
男性にありがちだと思うのですが、1つのコトに集中する、という特性が家庭では仇になっているのではないかと。

子供がいる環境では、常に2つのことに注意を払う必要があります。子供と、今やっていること。子供以外の何かに意識を集中させてしまうと、重大な事件につながる可能性があります。
一般的な家庭では、妻がその役割を担っています。
夫はというと…たいてい妻以外のものに意識を集中させています(笑)。

だから現状を共有できていないんだと思うんですよね。

妻にはキレる前に積み重なったものがあるのですが、そこが男性の意識にはまるでひっかかっていないわけです。

なぜ夫は急にキレないのか

場合によっては、へとへとの相方に、家で煎餅食ってるだけのしゅふが「もっと働け」とひどいハラスメント働いているケースもあると思います。

それでも「夫が急にキレる」と思ってる女性がさほど多くないのは、
女性(の多く)が、相手を見ている生き物だから。
一緒にいる人の出方や空気を探り、事前にあった会話を比較的記憶している生き物だから、「急にキレられ」にくいのだと思います。

しかも、そうやって空気や間合いを読むので、たいていは夫がキレる前に回避策を講じます。
だから、夫がかなりの癇癪もちでない限り…夫がキレる時って、妻がキレるよう誘導しているんだと思うんですよね。もう妻が喧嘩をしたがっている状態なのだと思います。

しゅふ(主婦・主夫)はプロジェクトリーダー

(定義)
しゅふ:主婦・主夫
相方:家事育児専任じゃない方

子供が産まれた途端、それまでどんなにグータラだったしゅふでも、1つの巨大で複雑なプロジェクトのリーダーを担うことになると思うのです。

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 最低ラインは死なせないことなわけですが…
世間の相方さんの中にはこの最大ミッションしか見えていない人が多い気がするのです。
でもこのプロジェクトの成功ラインは最低ラインのはるか上にあります。

・精神的自立
・経済的自立

そしてこれらの成功ラインを超えるために必要なタスクが大量にあります。
宿題/習い事/しつけ/経験/ふれあい/親戚づきあい

それら1つ1つのタスクに細かな注意事項やコツなどがあります。
人付き合い/マナー/段取り/TPO

こんな時に、こんなプロジェクトメンバーいたら殴るでしょ。

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幼い子供のいる家はもはや癒しの場ではない

「仕事で疲れてるんだから家でくらい…」の気持ちはめっちゃわかるのですが…

そこが、すでに家が職場化している妻とすれ違ってしまうのだと思います。
数年間は、子育て夫婦に癒しの場はないのが今のこの国の現状だと思います。
しいて言うならば、癒しの場は通勤列車の中でしょうか。
多くの子育てしゅふが、つかの間の1人癒し時間を得るために仕事復帰を選ぶそうですから。

 プロジェクトリーダーの、ディレクションタスクの軽減をお願いします!

 も1つ、相方さんからよく聞くのが、「ちゃんと言ってくれればやるのに」という嘆きの声。
そうですよね、察してじゃなくて、ちゃんと言ってほしいですよね、わかります!わかります!

なんだけど、

「明確に指示してください」っていうのは、ディレクションを丸投げしているってことになるわけで。
でもディレクションって、何気にヘビーな仕事なんですよね。本来なら専任でつくような。それを、自ら動きながらやるっていうのは、それなりに大変なわけです。

 しゅふにも知ってもらいたい。仕事後の絶望的な脱力感を

とは言っても、自分も働いていたので経験があるんですが…
仕事後のどうしょうもない脱力感。

これはしゅふも念頭に置いておくべきだと思うのです。

何もしたくない、何も考えたくない。ただ…そう…溶けてしまいたい…
土日だって何もしたくないの、プチうつ的な何かなの。「ああ、自分の人生が流れていくな」って感覚を持ちながらも指先すらも動かないあの絶望的な無気力感。

お互いに心掛けようポイントをまとめてみた

そこで、しゅふ向けにも、相方向けにも、「こうしたらいいかも」ってのを提案します。
思うに、子育て中は、しゅふは体の負担が大きく、相方は精神的な負担がより大きい状態にありがち。(どっちも体も心もへとへとなのは前提として、割合的に)そこで。

しゅふに心掛けてもらいたい
●まずは体から休める。体を休めるために相方にどう動いてもらえばいいか考えることは自分の業務範囲と心得る
●相方の精神はボロボロ。そこは労わって

相方に心掛けてもらいたい
●心を休める。しゅふには「いつもありがとう」と伝えると心の休みを得やすい。
●しゅふの体はボロボロ。今だけだから、代わってあげられるところは代わってあげて、自分のことは自分で。精神が疲れているときは、体も疲れたように感じるけれど、そういう時ほど体を動かすと却って楽になることに気づこう。

まとめ的な

ここまで書いてつくづく再確認したんだけど、子育てヤバいっていうか、現代の日本の家庭生活がヤバいのかな。とにかくハードだよね。
本当は、相方がヘトヘトになる前に帰宅できて、子供はしゅふが働いていてもいなくても月に数時間ほど預かってもらたら、すべてクリア―できる問題のような気がするんだな。

これが実現できてる社会、ちゃんと外国にあるようだから、日本もそうなっていくといいよねぇ(遠い目)

 

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