吠える主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

人類の亜種?ザナの物語

 1850年、ジョージアでたびたび目撃されていた奇妙な特徴をもつ女性が、ある商人によって捕らえられた。現地の人が「雪女」「アルマスティー(イエティ、ビッグフットのような生き物)」などと伝えるこの女性は、人間とは思えない数々の特徴を持っていたという。

・怪力
・2メートル近い長身
・茶灰色の肌
・赤っぽい体毛に覆われている。特に背中はたてがみのようになっている
・足の指を広げられる
・黒髪
・赤い目
・服を着ない
・言語を持たない。一切話すことも覚えることもなかった。
ザナと呼ばれたこの女性は、その後長年にわたって檻に入れられ、地元住民の好奇と暴力の対象となった。のちに奴隷として簡単な仕事をするようになったが、一生戸外に穴を掘って眠ることを好んだという。

ザナはたびたび地元男性による暴力を受け、数人の子供を産んだ。

6人の子孫の研究

雪男の目撃情報を科学的に分析しようという試みを行っていたBryan Sykes博士は、ザナの話を聞き、彼女がネアンデルタール人の生き残りであったかもしれないと考えた。
現在判明しているザナの6人の子孫と1人の息子の遺骨を研究した結果、ザナはネアンデルタール人ではなく100%アフリカ人だったということがわかった。

身体的特徴に関する謎

すなわち、ザナはイエティなどの類ではなく、逃亡奴隷だった可能性が高い。
体毛に覆われていたなどの奇妙な特徴に関しては、話がどんどん膨らんでいった結果なのかもしれない。
また、いくつかの突然変異を持っていた可能性がある。彼女の息子の遺骨の頭蓋骨は、他の人々に比べて二回りほど大きい。

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こちらのページには彼女の息子、Khwit氏の写真が載っています。

なお、彼女の息子たちは普通の社会生活を送り、1人はピアニストになったという。

未発見の人類の可能性

ザナとその一族を研究したBryan Sykes博士は、彼女がおそらく逃亡奴隷だったとしながらも、当時アフリカの奴隷が西アフリカから来ていたのに対し、ザナの遺伝子が東アフリカ系だったことを指摘切している。

発見されたときの健康状態が良好だったことや、一切言語を持たなかったことから、博士は当時未発見の人類がコーカサス山脈にいたのではないか、と想像の翼を広げている。
現在のヨーロッパ人の先祖がネアンデルタール人を追いやり、時には結婚してヨーロッパに移住した。その後さらに中東からの大移動が起こり、原住民と結婚して今のヨーロッパ人ができ上がったのだが、
ザナは、中東から移動してきた人々と交わらず、孤立した状態で独自の進化をしてきた人類、あるいは独自のルートでアフリカから出てきた人類の一派なのか。

ということは、今もザナの仲間がどこかにいるのかもしれない。そう考えるとロマンがある。もしかしたらバスク人を助けたバサジュアンもその仲間だったのかもしれない。

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