吠える主婦の絵日記

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太古のヨーロッパ人?孤立言語を話すバスク人の謎

フランスとスペインにまたがるバスク地方。独自の文化・歴史・言語を持ち、とくにここで話されるユースカラ語は、ヨーロッパのほか、どこの言語ともつながりが見られないことで有名です。
また、血液型分布も他のヨーロッパと異なるため、最も古くからヨーロッパに住む人々だと考えられてきました。


"Basque Country location map" by Homeruniverse - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

完全に孤立した言語

バスク地方で話されるユースカラ語(バスク語)は世界のどの言語とも関りが見つからない孤立した言語です。

外見

 一般的に、バスク人は以下のような特徴を持つイメージがあります。
・身長が高い
・筋肉質
・耳が大きい
・鼻が長い
・金髪
・灰色または青い目
ですが、こちらの実際の写真でもわかるように、必ずしもそうとは限りません。

youtu.be

血液型

血液の型は世界のどこでもRh+型が多いのですが、バスク地方の人は、 Rh-の人口割合が世界で最も高いそうです。

太古のヨーロッパ人であることが証明された

Bryan Sykes博士がヨーロッパ人の遺伝情報を調べた結果、現在のヨーロッパ人は、古代ヨーロッパ人と、中東から移動してきた人々とが交配して生まれた人々であると結論づけました。
バスク人はこの交配がもっとも少なく、古いヨーロッパ人の姿を残していることが、遺伝情報から証明されました。(この内容は「イヴの七人の娘たち 」に書かれています)

ネアンデルタール人との接触?

バスク人の神話で興味深いのは、ネアンデルタール人と思われる原住民との接触話。

太古の昔、バスク人の祖先が温かく肥沃なバスク地方にたどり着いたとき、そこにはバサジャウンと呼ばれる毛だらけの人々がすでに住んでいた。
バスク人たちはバサジャウンとは接点を持たなかったが、気温が下がり生活が苦しくなると、バサジャウンたちは服の作り方と農業を教えて助けてくれた。
しかし、次第にバサジャウンとバスク人たちは戦うようになり、いつしかバサジャウンは姿を消した。

伝説のバサジャウンはネアンデルタール人?

このバサジャウン、ネアンデルタール人の生き残りだったのではないかと考える人もいるようです。

ちなみに、最新の研究で、アジア人とヨーロッパ人は少々ネアンデルタール人の血を引いていることがわかっています(※「イヴの7人の娘たち」が執筆された時点ではこのことはわかっていませんでした)。つまり、ネアンデルタール人と私たちの祖先は出会って結婚していたというわけですから、可能性がなくはないですね。

ネアンデルタール人が絶滅したのは28,000年前、農業は8,000〜5,000年前に時間をかけてヨーロッパに広まった…ということは
・実は、1万年ほど前までネアンデルタール人が生き延びていた…そしてバサジャウンはその生き残りだった?
・バサジャウンは、クロマニョン人ではあったが、ネアンデルタール人との交配度が高く、孤立して暮らす人々だった?
・人類の亜種だった?(後日この説について書きます!)

 などの可能性が考えられます。ロマンにあふれまくってますね…

バスク料理

私は「イヴの七人の娘たち 」を呼んでがぜんバスク地方に興味をもったのですが、すぐに行けるわけではないので、食でこの残念感を埋めようと思っています(TT
バスク地方には独特な料理も多く、日本でも食べられるお店もあるみたいなので。

tabelog.com

あとこのお菓子はおいしそうだし自分でも作れそう。

cookpad.com

 週末にでもガトーバスクをむしゃむしゃやりながらバスクの気分に浸ろうとおもうのでした。

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