いまはボール顔にぶつけられて大笑いしちゃうようなこの子ですが、
生まれて1ヶ月ちょっとは、とってもよく泣く子でした。
夜も寝なくて、産院でも赤ちゃんを預けるお部屋から、この子の泣き声だけ響き渡っていました。
とにかくモロー反射が多くて、生まれた直後に母や夫が気づいたのがそこでした。
他の子はスヤスヤと眠っているのにうちの子だけ何度も何度もモロー反射して何かに驚いている感じでした。
いつも怒ったように体をのけぞらせて手足をばたつかせて大泣きしていて、母も、私や私の兄弟を育て、また他のうちの子や私のいとこたちを見てきた経験からも、こんなに激しく泣く子は初めて見た、と言っていました。
これを乗り切れたのが、シアーズ博士のアタッチメントペアレンティングについて読んだためです。本を買って、怒りっぽい子の項目をよく読み、この子は他の子よりも愛をたくさん必要として育つ子なのだと思って育てようとしました。
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ネットで、育てにくい、神経質だと思われる赤ちゃんほど、手をかけた結果普通より社交的で好奇心旺盛に育ったという研究結果を見かけたのも、頑張れた一因です。
実は、シャーロットは生まれるとき、へその緒が首に巻き付いて、低酸素状態になったのでした。だから緊急で、下からは鉗子と吸引、上からも押し出しで強引に出産したのです。
だから、もしかしたら、とても怖い思いをして産まれてきたのではないかな?と思っています。その記憶が薄れてこの世界が安全な場所だと思えるようになったため落ち着いたのかもしれない、と思っています。
神経質で怖がりな赤ちゃんには、とにかくこの世界が安全で楽しい場所だと教えてあげないといけないのかも、と思うのです。