私ばっかり微笑みかけてもらえないっていう。
タイトルでびっくりされたかもしれませんが、
遺伝子検査をやってみたのです。
夫がやりたいと言い出したのですが、理由は好奇心です。
最初はちょっと抵抗がありましたが、バイクにもお酒にもファッションにもお金をかけず、最新のゲーム機を買うとしたら分解してみたいから…という理系人間なので、趣味ということでいいかな、と。
万が一取り違えがあったらどうする…?と先に相談しましたが、結論としては『取り違えた元から慰謝料をせしめて3人で豪遊する』です。とは言っても、本当の親の存在が出てきたりしてそうはいかないのでしょうが。大丈夫だと思っているからこそできることですね…。
結果ですが、ぺらっと1枚だけで来ました。説明の用紙1枚と同封されて。
左に「母」の遺伝情報、右に「疑父」の遺伝情報、間に子の遺伝情報が載っています。
ローカスという遺伝番号があり、それぞれ2つずつの数字が載っています。
そしてわが子であれば、必ず両親のどちらかの数字1つをもらって組み合わされています。
例えば、Aという項目について、母が1-2、父が3-4、なら、子供は必ず1-3、1-4、2-3、2-4のどれかです。
理科のメンデルの授業で習った通りですね。
結果を見て、意外にも、やってよかったな〜と思いました。
というのは、間違いなく2人の遺伝子をそれぞれ分けてこの子ができたのが実感できたのです。妙な実感がありました。自分の遺伝子にはそこまでこだわっていなかったつもりでしたが…でも生命の神秘を感じました。
「男性はずーっと、本当に自分の子供なのか確信が持てないでいる」という人がいましたが、それならばぱぱっとやってみればいいのではないかと思います。あの紙ぺら1枚で「間違いなく自分の子だ」という確信を抱けるのであれば。