仕事してるとよくあるんだけど、
「ご提示いただいた」&「提示いたします」か
「提示いただいた」&「ご提示いたします」か
わかる?わかります?うっすら国語の授業でやった気がするけれど、もちろん覚えてないんだけど覚えてる人います?
検索してみると同じことで調べてる人いっぱいいるんだよね。
美しい日本語ですけれど、なんかもう、めんどくせえええってなるのよ。
ルールいっぱい設けて自分で自分がんじがらめにする!これ、にほん、おおい!
東京ではエスカレーター歩くのは右で大阪は左とか、
結婚式では「妻が先に出る」からつま先開いた靴はダメとか、
もうね、だれが作ったのよってね。
バイカラーは2つに分かれるから結婚式では離婚を連想させる
とか、もうこんなデリケートすぎる民族そりゃ絶滅するわって。
たしかにね、日本語が変わって行くのはさみしい思いもある。
若い人見て言葉が変わっちゃってるのとかね。
でも、誰が押し付けてんだかわからない敬語なんかよりも、
どんどんなくなっていってる貴重な言葉は他にもあるのさ。
方言ね、とくにね。
もううちのおばあちゃんが使って言葉、使う人いなくなっちゃったもん。
でもさ、みんなが調べなきゃわからんような敬語にこだわる必要ってある???
思い出したエピソードを1つ。
大学3年の頃、インカレサークルに入っていた。
そこで、2年生の2人組と一緒にいろいろやることになったわけだが、
この2人、なぜか最初から私に対して敵意むき出しだった。
まあ、私、いいかげんな性格なので、色々と叱られても仕方ないのかもしれないのであんまり不思議にも思っていなかったのだけれど。
ある時に、同じ3年の子を呼び捨てにして呼んだところ、
隣からその2年制が「●●さんでしょ」と噛みついてきた。
その時点でも私はよくわからず、その子がみんなから「さん」まで含まれてあだ名で呼ばれてるのかと思って、
「え?呼び捨てにされてないんだ?」と聞き返したところ、
2年制は親を刺した大敵を見るがごとき形相でにらんできて、
「いないよっ!!」と激しく吐き出したのでした。
『東大生って、あだ名にこだわるんだな~~~』
この時点でなお、私はその程度にしか思っていませんでした。
2年生たちは東大生だったので、きっと他の人たちとは考えてることがまったく違うんでしょう。
その後しばらくたったころでした。
2年生のもう1人(東大生)が「お前さ、先輩のxxに生意気な態度とるのやめろよ」と言ってきたのでした。
私驚いて青ざめましたよ。
「え?xxって4年生だったの!?」
同じ学年だと思ってたのに、私先輩にタメ語使ってたんでしょうか??
すると2年生、
「いや、xxさんは3年生だから」
「なんだぁ、びっくりした。私xx先輩なのかと思っちゃった」
「先輩だろ!?」
「え、私3年生だよ」
「え…3年生…なの…なんですか…?」
「うん、3年生だよ。」
「あ、あの、ごめんなさい、敬語…」
「インカレだし、浪人してる人とかもいて2年生でも同じ年の人とかいるし気にしないよ。」
「あ、そう?」
そして彼はさささーーっともう1人の2年生の元へ走って行くと何かを耳打ち。
耳打ちされた方の子、のけぞってたね。
その日から2人ともびっくりするくらいフレンドリーになって結果いいお友達になれたわけですが。
私他の4年生にはもれなく敬語だったですが東大生そこまで観察できていなかったか。
(私は父親が東大出てる+なぜか身の回りにやたら東大生が多いので、東大生がドラマに出てくるような天才ではないことをよく知っている)
ちょっと脱線したようだけれど、敬語とか、マナーとかって、くだらないなあって思うことが多いんだな・・・。
マナーってお互い気持ち良くなるために作られてるはずなのにがんじがらめにして誰かに怒る理由を与えてるだけ、みたいな。
電車でも、平気で老婆押してく輩があんなにいるのに、
化粧ごときに目くじらたてるとか。
悪いけど化粧に怒る以前の民度だよ何とかしろよって思うし。
とは言っても、気にしちゃったりするんだけどね。
でも日本はちょっと多すぎると思うんだよね、どうしてもね。