吠える主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

3年間ぶりっこを貫いた話をしよう

「3年間ぶりっ子をやり通した」

こういうと、必ずと言っていいほど

『自分がそう思ってるだけで、できてなかったと思うよ』
『ボロが出てたと思うよ』

と言われる。

ぶりっ子と私。水と油のように相容れないものだとみんな思ってるようだ。

でもね、ぶりっ子って、できないからしないものじゃないよね?
したくないから、デメリットが多いからしない、
これが本当のところだと思うんだ。

体が意識しなくてもデメリットを感知してストップする。
この仮説が証明されたのが3年間のぶりっこ生活だったと思うんだ。

私はとってもぶりっ子をやってみたかった。
ぶりっ子の見えている世界を見てみて、どんなものか知ってみたかった。

やってみた結果、おもしろいことがたくさん見えた。
そして、ずっと持ち続けたぶりっ子に対する嫉妬心や、浅ましく思う心は消え、
完璧なリスペクトへと変わった。

このぶりっ子生活で学んだこと、体験したことをシェアしたい。
と、いっても、もう10年以上も前のことなんだけれど。



人生で一番モテた

まずこれ。モテた。やっぱりモテた。
ぶりっ子はモテる。これは間違いない。

これも言うと、

『自分でモテたと思い込んでるだけじゃない?』

と言われるが、

この時ほどお高いお食事に頻繁に連れて行ってもらえることもなかったし、
正直、食いたいと思う男は割と食えた。

男性って、女に生まれたからには男のつまみ食いくらい楽勝だと思ってるかもしれないけれど、
それって女のスペックによりけりで。
今私が普通の私と暮らしている間は、何年もそんなおいしい思いはできていない。


これだけ書けば、じゃあぶりっ子をした方が断然お得に聞こえるかもしれない。
でももちろん落とし穴がある。



女はもちろん全員敵


言うまでもないが、これ。
女は敵。蛇蝎のように嫌われる。

周りに味方がいない。

女は味方としては時に最強で時に最弱だが
敵としたら常に最強だ。

最強生物が敵。こんなに恐ろしい世界はない。

これ、書くまでもないんじゃないかと思うんだけど、
それを承知の上でぶりっ子に徹する女の鋼の精神力は、
本当に勝算に値すると思う。

いや、本当に、タフで、細かいことを気にしない、いい女と言っていいと思う。
オバちゃんが男に結婚相手として勧めるとしたらタフで、頭のいい女。
そういう意味で、ぶりっ子はほんと、イイ女の部類に入ると思う。

これから説明するけれど、ぶりっ子の敵は、女だけではないのだから。

(ちなみに、それでも優しくしてくれる天使のような女性はいる。
ぶりっ子生活で見つけた最大のすばらしいものは、
「ほんとに優しい女性」の存在かもしれない。


実は男も大部分は敵


意外に思われるかもしれないが、これが真実。

とくに意識高い系の男は、「ぶりっ子を見抜く俺」がかっこいいと思っているから、
ここぞとばかりに攻撃される。

いかに見下しているかをことさらに強調される。
男が集まると、高らかに「お前なんかのどこがいいんだよ」と宣言されたりする(した)。

これは、周りの、皮一枚しか水にちやほやする男どもにたいする勝利宣言。
「お前たちより、女見る目があるし、利用されないぜ」という宣言に
利用されてしまう悲しい存在だ、ぶりっ子は。

でも多分、ぶりっ子って、計算だかい女なんだよ。
だから、こんな生半可な意識高い系の男の意図なんか見抜いてるんだよ。
そんなものを見透かしつつも朗らかに笑えるのがぶりっ子の神髄。
自分より何枚も下の男に見下されつつもそれに気づいているそぶりも許されない。
これ修業の他になんであろうか。


口説いてくる男は皮一枚


ラストにこれ。
口説きにかかってくる男、
バカにしているからこそ口説いている。

御しやすいからこそ口説く。

でもぶりっ子はたぶん概ね頭がいい。
頭がいいのにおそらく自分よりバカなやつに大バカ扱いされるしそんな男しか寄ってこない。
ほんと修業。

でもほんとに成功してて余裕のない男なんか、
女の生半可に頭いいのなんか求めてなくて、
皮一枚でもニコニコしてる楽な女を求める者だったりするから、
案外スペックの高い男が皮一枚を求めて口説いてきてくれたりする。

これをおいしく感じるか、寂しく感じるかは、ぶりっ子の心根の持ちようだと思うんだ。


結論



正直、私も最後の1年くらいは完全にボロ出てたと思いますが、
まあ、一応当初の約束通り3年間貫いてみて出した結論はこれ。



【ぶりっ子する・しないの見極めポイント】

・労力に見合うだけの金持ちがレンジにいるならやる

・いないならやらない


これに尽きます。
もち、元のスペックによっては、まったく違う実験結果がでるのかもしれないけれど、
私はほんと、稀に真正のぶりっ子を見かけると心からの拍手を送るようになりました。

そして自分自身でいうと、周りにそんな労力に見合うハイスペックの男はおらず、
かんっぜんに労力の無駄と言うことを理解したところで、
無事に元の喪女生活に戻り、
たまに当時のぶりっ子時代の知り合いにあっては大股開いて
「マジウケーーーガハハハハ―」とか笑って見せたりして(ただの素)
世の中の不可解さや諸行無常さを伝道することに楽しみを見出したりしているのであります。