吠える主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

【ネタバレ】ラプンツェルの母娘像に思うこと

岩月健司氏の「白雪姫シンドローム」にとても思い当たるところがある。
(私は娘側だけど)

母親は娘の80%の幸せを望むという説。

母と娘は同性である以上、ライバル的な性質も持っていて、
母はもちろん、娘を愛していて幸せを望んでいるけれど、
それはあくまで自分を超えない幸せだと。
娘が自分比で80%の幸せまでは全力で応援する。
でもそれを超えてくると娘の幸せを抑えようとする動きに出る。

と、言うもの。

私はそれにとても真理が含まれていると思う。

1つ加えると、例外として0か100のシチュエーションになると、
娘の100を確保するんだと思う。
娘の幸せは80%まで確保するけれど、
0になるのなら自分の命と引き換えにもする動きをする。

そういう不可解な生物が女だと理解して、いずれ自分もそうなるのだろうと覚悟してきた。

塔の上のラプンツェルをディズニーが映画化した時に、
そのあたりに迫ってくれるのを期待していた。
塔の上のラプンツェルほど、母と娘の複雑な心情をうまく例えている話もないと思う。
昔の人が言葉にできないジレンマを物語化したのがこれじゃないかと思うほど、

けど、定番の終わり方だったな。
ヒロインは偽の母親(悪い魔女)を愛していたけど、
母のヒロインへの愛はすべて偽りという結末だった。

ほとんどの母親は、けっこう精神力が強くない限り、
この悪い魔女だと思う。
娘を塔の上に閉じ込め、外はわるい人だらけと教え、幸せから遠ざけて、
自分からしか幸せを享受できない状態にして満足感と存在意義を感じるところがあると思う。

その罪悪感を隠すために娘を甘やかして好きな料理を作ったりする生き物。

だから、最後はてっきり、それでもヒロインをかばって死ぬくらいの展開はあるかと思ったけど。

最後は本当に愛情の塊の、娘を1人の人間として尊重できる、
バランスのとれた理想の母に出会って終わりとなる。

ああでも、それって、世間の母親たちに厳しすぎないかしら?
女に多くの物を課しすぎじゃない?
女って毎日比べられて、求められて、それでもさげすまされちゃったりする生き物で、
よっぽどヒョウ柄のトドになるほどおばさんになるまでは
いつも戦闘状態なのよ。人に対してまで完璧になれるほどの余裕ってないのよ。

小さな女の子に完璧な恋愛像を植え付けるのは、まあいいかな、と思っても。
完璧な母親像を刷り込むと、自分の親へのがっかりが激しいわよね。
歪んで不完全な愛情の存在を主張してもらいたかったわ。

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