調べてみたら、今日は1869年に南アフリカでダイアモンドが見つかった日なのだそうですよ。
初めて見つかったダイアは「ユリーカ」と名付けられたそうです。
ホープ・ダイアモンド
45.5カラット 青 アンティーク・クッションカット(丸みを帯びた四角いクッション型)呪いのダイアとしてもっとも有名な真っ青なダイア。
もともとインドの寺院から盗まれたと考えられている。
マリー・アントワネットも所有したことがあり、映画でマリリン・モンローが身に着けたことも。
また、フランス王室に売り払った人はオオカミに食べられたし、最後の所有者のホープ家も没落したことから呪い伝説が出てきたようです。
今はアメリカのスミソニアン博物館で見えるらしい。
ダイアは紫外線を当てると発光することがあるらしいが、このダイアは1分以上、しかも赤く光るそうで、この原理はまだ解明されていないのだとか。
昔は112カラットもあったのに現在45.5カラット。残りはどこにいったのかしら。
オルロフ ダイア
189.62 カラット クリア 卵を半分に割った形エカテリーナの愛人オルロフが彼女にプレゼントしたものの、愛が戻らなかったうえ、
発狂して死んでしまったそうです。
当時ちっちゃい国が買えるほどのお値段だったそうで、そんなものをプレゼントしてふられたら発狂しちゃうよ……なんて思ったり。
伝説によると、7つの壁に守られたインドの寺院の中にある象の目にはめ込まれていたダイアなのだそうだ。本来は異教徒は4番目の壁までしか入れなかったが、あるフランス人がヒンズー教に改宗後盗み出したため、ムガール帝国の王が呪いをかけたと言われている。
オルロフだけでなく、ダイアを加工した職人は弟子に殺されたとか。でもエカテリーナには何も起きてないし、
この流れっておそロシア(とくに当時の)では割とデフォな気が……
卵を割った形だが、残りの半分はコ・イ・ヌール だと信じている人もいるのだそうです。
コ・イ・ヌール
108.93カラット クリア オーバルブリリアントカット(楕円形)イギリス王室所蔵のダイア。
ビクトリア女王の手に渡るまで、持ち主が次々と拷問にあったりとひどい目にあったことから、
男が持つと不幸になると考えられた。
そのため、ビクトリア女王によって、女王のみが身に着けることを許可されているのだそうです。
過去の所有者の中にはタージマハルを建設したシャー・ジャハールもいて、インドが所有権を主張しているらしい。
Incomparable Diamond
407.48カラット 金色 カイト型(逆三角形)呪いのダイアってわけじゃないようだけど、2002年になぜか急にEbayに出品されたおもしろい経歴を持つダイア。結局落札者はでなかったそうだ。
リージェントダイアモンド
140.64カラット 青みがかったクリア クッションカット1692年にインドで発見されたと考えられている。
マリー・アントワネット、ナポレオンの手を経て今はルーブル美術館に。
呪いのダイアモンドっていうけど、 大きくて立派なダイアは権力者の手に渡るし、
権力者やお金持ちはたびたび没落するから、仕方ない気はするよね。
これらのダイアを巡って数々の争いが繰り広げられてきたというけれど、
ただの石なんだよね。それでも人が争うのだから、やっぱりそれだけの魔力を持ってるのかもしれない。