牙を抜かれた主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

点描の画家たち展

ゴッホが見たくて行ってきました。
ゴッホの肖像画が見れます。

点描にすることによって画家たちが意図したことや、そこから絵画の潮流がどの様に変わって行ったかの解説がわかりやすくてよかった。

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 後期印象派の絵画。とっても細かい点で描かれているのがわかります。
この頃の印象派の画家たちは光と色彩をよく研究し、補色を並べると、残像効果で色がより鮮やかに見えることを発見し、実践しました。計算に基づく鮮やかな絵画が生み出されていきました。

この後期印象派の流れをくみつつ、より感覚的な絵画を作ったのがゴッホゴーギャンなどです。
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点画のように細かいストロークで補色を並べつつも、より大胆な点によって感覚が表現されていることが見て取れます。

もっと雑に言うと、点がでかくなっています

これらの影響を受け、モンドリアンは「キュビスムは自らの発見がもたらす論理的帰結を受け止めていないことが、徐々にわかってきた。つまりキュビスムが展開する抽象化は、その究極の目標である、純粋なリアリティの表現へと向かっていないと思うようにほにゃららほにゃらら……」で、
ざっくりいうと、もっと点を大きくしました

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いえい。




どーーん。
印象派からキュビズムの世界へと、点がどんどん大きく進化していったのがわかりましたでしょうか。
正直途中すごい飛躍があった気がしながらも、なんとなくわかった気もします。

中の写真はもちろん撮れないけれど、国立新美術館の建物が気に入ったので写真を載せときます。

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