一緒に住んでる彼がレンジの扉をバタンと閉めるのが気になってそう伝えた。
あ、ゴメンうるさかった?
と言われたけれど、うるさかったからじゃなくて。
かと言ってあの程度の衝撃で家電が壊れると思ったわけでもなく。
よく自分の中で理由を探ってみたら、
「レンジがかわいそう」
に感じてた自分にきがついた。
ものを生き物として扱うのって日本人特有じゃないかな。
他の国でもあるんだろうか。
自分の中に、八百万信仰が染み付いてるのをちょっと感じた。
長く使った物を捨てる時ありがとうって言うのも、
いただきますを作った人じゃなくて、料理の方を向いて言うのも、
日本人が子供のように、
色々な物の中に心を見つけ続けて
慈しんで尊んできたからなんかね
って思うと、
捨てられない自分が悪くないように思えてくる。
Mottainaiと同時に、yaoyorozuの神がいることも世界で広まったらいいのに