牙を抜かれた主婦の絵日記

育児マンガとどうしようもない独り言。お気軽にコメントください!

レッツ1万円生活

もし、家にある調理器具が、
 ・箸
 ・フライパン
 ・まな板
 ・包丁
 ・皿
だけだったら、どうしますか?

正解は、「買い足す」です。
当たり前です。

でもそこで、なんとなく、「このまま生活してみせらあ!」と、意地になってしまったら?
そういうときは、いい機会です。大好きだった黄金伝説1万円生活を実践してみましょう。

Day1
栄養がよくて簡単なものを作ってみましょう。
ジャガイモ2玉を準備します。
うすーくスライスしましょう(コンロが電気な上電子レンジがないのでジャガイモの扱いには気を使いましょう)
(芽は皮むき機がなくても包丁の角になったところでくり貫けますよ)
水につけておきましょう。
フライパンを暖めつつ、その日安くなっていたニンジンと玉ねぎをみじん切りにし、さっと炒めましょう。
大きめパックで安くなっていたひき肉を一部加えましょう。残りは冷凍しましょう。
火が通ったら、トマトの缶詰なんて上等なものは1万円生活のタブーだから、トマトケチャップと水を加えて伸ばしましょう。
脇におきます。
小麦粉、ミルク、バターを、軽量カップもないのに適当に合わせてダマダマのホワイトクリームを作りましょう。
ジャガイモに火を通します。
ミートソースとホワイトソースを重ねて更に火を通し、なんちゃってポテトグラタン出来上がり。
ポテトがしゃりしゃりいっているけどあんまり気にせず自己満足に浸りましょう。

Day2 
ニンジン・玉ねぎ・ジャガイモが余っています。この3つで思いつくのは?
安易にカレーです。
ちょっと痛いけれど細切れ肉を買い足しました。この間の事件のせいでしょうか、牛に限らず豚肉もアメリカ産なら安くなっています。ブラボーアメリカ。ありがとうアメリカ。
カレールーを買います。(このあたり、本気で1万円を目指そうという気迫が薄れています)
フライパンしかないのに時間をかけて根性でカレーを作成。
電気代を考えたらきっと近所のガストカレー290円のほうが経済的でしょう。
そんなことには目をつぶりましょう。
1万円生活は根性と自己満足、それからチャレンジ精神です。
炊飯器がないためご飯が作れないので水っぽいカレーをスープと言い張って飲みましょう。

Day3
細切れ肉・ニンジン・玉ねぎが残っています。
でもジャガイモが品切れです。
1本100円をきっていた大根を買い足します。100円のお豆腐と同じく安くなっていたエノキダケを買います。
激安生活・一人暮らしの救世主、お鍋を作りましょう。
帰り道に家にはフライパンしかなかったことに気がつきます。
さすがにお鍋は無理だと思います。
急遽、和風ハンバーグに変更。
細切れ肉を解凍し、みじん切りにして軽く火を通したニンジンと玉ねぎと混ぜ合わせ、つなぎもないのに根性でまるめます。
火を通します。
この時点で和風ハンバーグなのに大根おろすおろし金がないことに気がつきます。
根性で大根を細切れにしました。
できたハンバーグ(?)に、細切れ大根、味ポンをかけて食べます。
意外とおいしいです。
でも3口で食感に飽きます。

Day4
大根・エノキダケ・豆腐が余っています。
1万円生活に飽きます。
親から「遅くなったけれど転職祝い何がいい?」と聞かれ、
「おろし金」と答え、1万円生活者として失格します。

以上